■時候とは? |
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時候とは、四季の流れ、季節感です。 時候あいさつ文には、季語や暦の言葉を上手に使いましょう。 さらに、自分なりの表現で季節を伝えます。 時候には、漢文調と口語調があります。 漢文調は「新春の候」「盛夏の候」「新秋みなぎり」といったもので、現代の手紙には少し似合いませんが、礼にかなった表現です。 丁重な印象を与えますので、重要儀礼やビジネス文書では、今も使われます。 口語調は、「立春も過ぎたというのに」「二百十日も無事に過ぎ」と、季節を感覚的にとらえて、やわらかみを備えています。 |
■二十四節季 |
手紙時候挨拶文に使われる慣用句は、春分、夏至、秋分、冬至などの二十四節季がベースになっています。 カレンダーも色々ありますが、やや古風なものには、二十四節季が小さな文字で必ず記されています。 確かめてみてください。 |
1月 〜小寒(しょうかん) ・ 大寒(だいかん)〜 2月 〜立春(りっしゅん) ・ 雨水(うすい)〜 3月 〜啓蟄(けいちつ) ・ 春分(しゅんぶん)〜 4月 〜清明(せいめい) ・ 穀雨(こくう)〜 5月 〜立夏(りっか) ・ 小満(しょうまん)〜 6月 〜芒種(ぼうしゅ) ・ 夏至(げし)〜 7月 〜小暑(しょうしょ) ・ 大暑(たいしょ)〜 8月 〜立秋(りっしゅう) ・ 処暑(しょしょ)〜 9月 〜白露(はくろ) ・ 秋分(しゅうぶん)〜 10月 〜寒露(かんろ) ・ 霜降(そうこう)〜 11月 〜立冬(りっとう) ・ 小雪(しょうせつ)〜 12月 〜大雪(たいせつ) ・ 冬至(とうじ)〜 |
手紙時候挨拶文集
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